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個人事業で年収がいくら以上なら会社にしたほうがいいのか? これは、私どもの計算によれば、おおむね年収で300万円から400万円あれば、会社にしてメリットが出てきます。 よく、国税だけでの比較表がありますが、私どもは地方税も入れないと意味がないと考え、地方税も合算して計算しました。 下の表をご覧下さい。個別の事情を勘案すれば計算ができませんので、個別の控除項目はここでは無視して、単純モデルで比較しました。
さらに、計算のために個人の個別の事情で生じる各種控除を無視しています。 ●地方税と国税を足してあります。 ● 上記は最新資料ではありませんので、改定を予定しています。 一番右の色の違う「差額」の部分をご覧下さい。 これを見ると、おおむね300万円くらいから結構差が出てきます。 会社にしたら発生する地方税の均等割は7万円からですので、所得税と地方税の差だけでみると、合計してプラスになります。 どうしてこんなに会社なら有利なのでしょうか? 会社にして有利なのは、給与所得控除が使えるからです。 ただ、会社法施行に伴って、税制の改正もありました。 給与所得控除の改正についてはこちら。 なお、平成24年2月現在の税率(国税と地方税)は下記の表のとおりです。
2.実質税率は、課税所得の大きい方の額で算出し、小数点2桁未満は四捨五入しています。 ● 上記は最新資料ではありませんので、改定を予定しています。 |